大阪での婚活

強引な勧誘も

2020年11月05日 11時31分



そういう事情のため、業者にとっては「入会させてしまえばこっちのもの」というところがあります。
ですから、初回面談の際に、入会の勧誘が多かれ少なかれ強引になる傾向も生じます。
大勢のスタッフをかかえており、大勢の会員をさばかなければならない大手業者ではなおさらです。
 
まずもって、問い合わせや資料請求をしただけで、なんとか初回面談に引きずり込もうとする業者があります。
電話やメールで、熱心にアポを取ろうとします。
「とりあえず無料登録でお試しはいかがですか」と提案する業者もあります。
「無料ならいいか」と初回面談に行き、登録しますと、わりとすぐに「紹介したいお相手が見つかりました」と連絡が来ます。
ところが、その相手に会うため、あるいは情報にアクセスするためには「正式登録が必要です」となる。なかなか巧妙なやり方です。
 
初回面談では、ユーザーの事情や希望の話よりも先に、まず業者のサービスのメリットについて長々と熱く説明される場合がほとんどです。
そういうトークに特化した専門スタッフですから、ものすごく説得力があって魅力的です。
それを聞き、ひととおりの内容を話し合ったあとで入会を勧められます。
けっこうな金額の話になりますので、本来でしたらその場での契約は避け、いったん引き取って考えるべきです。
が、そう伝えるとスタッフの表情が一変して強引な勧誘が始まることもあります。「契約するまで帰らせない」みたいな勢いで。
帰らせてくれても、何日かしてから電話がかかってきます。
「今なら入会金無料です」とか、「会費割引キャンペーンです」など、本当に面談日より後に始まったサービスなのか怪しい、
とってつけたような話で勧誘しようとします。
「入会させてしまえばこっちのもの」ですから、特に大手に、ここまでやる業者は本当にたくさんあるのです。